今年の春、4月15日に皆既月食がありましたが、
明日は、今年二度目の皆既月食ですね。
10月8日、ちょうど仮庵の祭と重なることで、話題にもなっていますが(笑)
皆既月食は月が、本影と呼ばれる地球の陰に入り込むことで起きるのですが、
これによって完全に真っ暗になることはなくて
地球を取り囲む大気がレンズの役割を果たし、太陽光がわずかに月を照らすのだそうです。
そのとき、太陽光に含まれる波長の短い青い光はこれを通過する際に拡散されてしまう一方、
波長の長い赤い光は拡散されにくく
そのため月が赤く照らし出されるということです。(夕日や朝日が赤く見えるのと同じ原理らしい)
これが、テトラッドと呼ばれる現象らしいです。
明日は、お天気がよければ、赤い月(ブラッドムーン)が見れますね。
夜七時半くらいから八時半くらいまで見えるということです。
また、来年も4月4日と9月28日に同様の皆既月食があり・・・
テトラッド現象は、過去2000年のうちで、たったの8回しか観測(?)されていない
非常に珍しい天体イベントだそうで、それが、この2年間で4回も起きるということで
おまけにユダヤの祭との絡みもあり、色々取りざたされてもいるようです。
ま、まあ・・・その辺は横においといて
明日は、赤い月を愛でようではありませんか。