もう6~7年前になるでしょうか。
まだ中学生だった息子(次男)が
母の日にゼラニウムをプレゼントしてくれました。
かわいく咲いた赤いゼラニウムは、しばらくテーブルの上でダイニングキッチンを彩ってくれていましたが、そのうち鉢が窮屈になって
庭のプランターに移し変えたのでした。
それからずっと(年中)赤い花を楽しませてくれていて、株も増えていったのですが
昨年、突然枯れ始めました。
何をやっても枯れていく一方で、とうとう茎もフニャフニャ、カスカスになり、根っこは消えたように無くなってしまいました。株分けしてあった花壇の方のゼラニウムも同じでした。
気候やら、なにやらの影響があったのかもしれません。
もうあきらめて、プランターの土を開けて片付けてしまっていたのですが
ゼラニウムは、庭のほんの隅っこに二箇所と、駐車した車の下に一箇所
自力で種を飛ばして、根をつけていたのです。
(駐車場の方はダメになりましたが)
この間から、かわいい真っ赤なつぼみが開き始めています。
こういうのは、なんだか嬉しいものです。
どんなに世話をしても、ダメなときはダメ。
放っておいても、自分で根をつけ生えていく・・・
たくましいな・・・と、思いました。